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「ひげ」

原則:
「髭」「鬚」「髯」、いずれも表外漢字のため「ひげ」とひらがな書き。

同じ「ひげ」でも3つの漢字があります。大辞泉より引用です。

「髭」は口ひげ、「鬚」はあごひげ、「髯」はほおひげをいう。

漢字書きにするときは、上記に従って使い分けが必要ということになります。

今回はコネタマからネタ拝借し、休憩を兼ねて表外漢字・表外音訓について書きます。

個人的に、男性のひげはステキだと思います。この「すてき」ですが、「すばらしい」の「す」に接尾語の「てき」を付けたものらしく、「素敵」も「素的」も当て字だそうです。一般には「素敵」がよく使用されると思いますが、『記者ハンドブック』などでも「すてき」とひらがな書きになっています。ただ、この場合、ひらがな書きでは感じが出ないので、「ステキ」とカタカナ書きにしました。以前、触れたことがありますが、ここで取り上げている表記はあくまで原則です。この「触れる」は漢字書きですが、『標準用字用例辞典』では「ふれ回る」のように広く知らせる意はひらがな書きになっています。ほかに「狂れる」という同訓異字がありますが、表外音訓のため「気がふれる」などとひらがな書きにします。

ひげの思い出を一つ。中学のころ、友達に借りたレコードで初めてRCサクセションに出会いました。音楽や詞も衝撃的でしたが、それと同じくらい、清志郎の唇の下に生やしているひげが気になって仕方なかったのを覚えています。先日亡くなっていろんな思い出がよみがえりました。「ころ」の「頃」、「よみがえる」の「蘇る」「甦る」、いずれも表外漢字なので、原則ひらがな書きにします。

もう一つひげの思い出としては、子供のころ、父の無精ひげにさわったときの、亀の子だわしのような痛気持ちよかった感触が懐かしいです。そう考えると、比較的長く伸ばしているひげよりも、イチロー系の無精ひげのほうに魅力を感じます。さわってみたい衝動に駆られるので、実はひげフェチかもしれません。「触る」は表外漢字・表外音訓ではありませんが、『標準用字用例辞典』ではひらがな書きになっています。「触れる」と「触る」は送り仮名に注意が必要です。




コネタマ参加中: 男の人のひげってどう思う?

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