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「時」と「とき」

原則:
時刻や時間そのものを示すときは「時」と漢字書き。「~の場合」などは「とき」とひらがな書き。
用例:
「時の人」「時の権力」「時の流れ」「時と場合」「時は金なり」「時が解決する」「時々」「時折」「時には」「時たま」「時として」「時あたかも」「今を時めく」「売り時・買い時」「梅雨時」
「あるとき」「あのとき」「このとき」「そのとき」「行けないときは」「事故が起きたときは」「採用するときは」「卒業するときに当たり」「いざというとき」「危急存亡のとき」「困ったときの神頼み」

漢字書きは具体的、限定的に使用します。どちらも漢字書きにしている場合が多く見られますが、実はこのような使い分けがあることをぜひ知っていただきたい語です。「売り時・買い時」「梅雨時」は、『標準用字用例辞典』ではひらがな書きです。「時に元禄元年」や「時に発作を起こすことがある」のような副詞は漢字書きですが、「時に、あの件はどうなりましたか」のような接続詞は、『標準用字用例辞典』ではひらがな書きです。また、間違えやすいところでは、「ときの声」は「時」ではなく、「勝ちどき」と同じ「鬨」で、これは表外漢字ですのでひらがな書きにします。

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