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「玉」「球」「弾」「霊」

原則:
競技用のボールや電球は「球」。鉄砲などの弾丸は「弾」。魂は「霊」。それ以外は「玉」。
用例:
「球拾い」「球の行方」「ピンポン球」
「ピストルの弾」「弾を込める」「流れ弾」
「御霊」「言霊」「霊送り」「霊迎え」
「目玉」「くす玉」「シャボン玉」「毛糸の玉」「そろばん玉」「パチンコ玉」「玉突き事故」「替え玉」「玉のこし」「玉の肌」「玉の汗」「肝っ玉」「玉にきず」「善玉悪玉」「鉄砲玉」

「玉」と同義の「珠(たま)」は表外音訓のため「玉」を使用します。「霊」と同義の「魂(たま)」も表外音訓で、こちらは「たましい」の読みで使用します。「御霊」は「みたま」と読みますが、「御(み)」が表外音訓のため、『標準用字用例辞典』では「みたま」、その他用字用語辞典では「み霊」と表記します。「球」「弾」「霊」は限定的に、それ以外は一般に「玉」を使用します。実物の鉄砲に込めるのは「弾」ですが、行ったきり帰ってこない意の「鉄砲玉」は「弾」ではありません。このように「玉」は比喩的な表現が多いのが特徴です。また、同じ「たま」の読みで、「まれに」の意の「たまに」は、漢字にすると「偶に」となりますが、表外音訓のためひらがな書きにします。

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