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「縁」と「淵」

原則:
物の端の部分は「縁」。川の水が深くよどんでいる所は「淵」(⇔「瀬」)。「渕」は「淵」の異体字。
用例:
「皿の縁」「縁取り」「額縁」
「絶望の淵」

「edge(エッジ)」の意は「縁」で、この字には「ふち」のほか、「へり」「ゆかり」「えにし」「よすが」という5つの訓読みがあります。「崖っ縁」もこの字ですが、「崖」が表外漢字(2010年の常用漢字追加候補)のため、『標準用字用例辞典』ほか多くが「がけっ縁」、『記者ハンドブック』では「がけっぷち」となっています。

表外漢字といえば「淵」も同様ですので、この意では「ふち」とひらがな書きにします。「渕」は「淵」の異体字ですので、「川渕」さんのような人名、地名などの固有名詞以外は使用しません。ちなみに、神奈川県相模原市の「淵野辺」は、住所も駅名も「淵」が正しい表記です。

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