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「解放」と「開放」

原則:
束縛や制限を取り除いて自由にする意は「解放」。門や戸を開け放して自由に出入りさせる意は「開放」。
用例:
「ストレスから解放される」「日常からの解放感」「人質を解放する」
「門戸を開放する」「暖房中のため開放厳禁」「開放的な性格」

「かいほう」には上記以外にも、「介抱」「解法」「快方」「会報」など、さまざまな同音異字がありますが、最も変換ミスをしやすいのが「解放」と「開放」です。どちらも自由になるという意味では同じですので、余計に迷いやすいのだと思いますが、「open(オープン)」の意であれば「開放」と覚えておくと判断がしやすくなります。「開放的な性格」も、よく「オープンな性格」と言ったりします。

ここで注目したいのが「解放感」です。この字を当てるのは、人が精神的に自由になる場合ですが、最近は住宅や店舗などの広々とした空間を表すときに、「開放感」という言葉を使用することがあります。実は辞典には載っていないのですが、「開放的」という言葉があるためか、目にしても違和感なく、言葉の意味がすんなりと理解できますので、特に問題がなければ使用してもいいでしょう。逆に、「解放感」しか辞典にないからといって、例えば「開放感のあるテラスで食事をする」を「解放感」に直してしまうと、意味が通じなくなってしまいます。

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